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青梅高水山トレイルラン 瀕死ながらも完走

2009 年 4 月 6 日 このポストをTwitterでつぶやく このポストをYahoo!ブックマークに登録 このポストをクリップ! blogram投票ボタン

第11回lafuma青梅高水山トレイルラン 30kmに参戦してきました。
青梅高水山1かなりヘビーな戦いでしたが天気も予想外に良くて、終わってみれば楽しいレースでした。
3月前半に一度このコースの試走をしてから膝と脚の付け根の痛みがピークに来ていたので、丸々4週間一切走るということしていなかったためすっかり体がボケてしまい、体重も前日に量ってみるとそのころから4kgも増加していていました。
仕事も年度末にかけて忙しさがピークだったため常に睡眠不足。そのストレスもあってか暴飲暴食。復帰後最初のラン(しかも30kmものレース)で、+4kgの足かせは相当ヘビーでした。

2月に走った青梅マラソン30kmでネット2h27mぐらいだったので、とりあえず今回の目標は+1hの3h30mを切りたいかなと。欲を言えば3h15m。
結構この大会は知っている人(もしくは顔見知り、大半は名前知らず)も多かったので気分的も盛り上がります。
今回の作戦は、とにかく渋滞を避けること!
関門までの制限時間もかなり厳しいので、前半の幅が広めなうちにある程度前に出ておき、シングルトレイルに入ってから体力温存モードに切り替え、後半往復のルートに入ってから徐々にペースを上げていくというもの。
  …しかしこの浅はかなプランも前半の大転倒によって一気に砕け散りました。
青梅高水山2スタートは自然と前の方に陣取ることができました。トイレに行こうと思ったらどこも大渋滞だったので、ウォーミングアップを兼ねて下のグランドに併設してあるところまで行くとこちらはガラガラ。そのままスタート地点に向かったらわりかしいいポジションにつけました。
10:00にスタート。気温も高めでTシャツ一枚で十分です。
スタート直後のなだらかな登りは予定どおり、ムリしない程度にちょっとずつ前のほうへすり抜けます。昨日OSJで買ってきたニューハレも効いているのか膝のダメージも気にならない感じ。
試走に来た時はどんより曇り空でしたが、今回は天気に恵まれ青梅丘陵が一望できます。
遠くに東京都心も見渡せ、ここもそういえば同じ東京都なんだよなぁと不思議な感覚になります。
途中めちゃめちゃ山男な重装備で走っていた人がいたけどあの人はいったい何者?しかもけっこう早いし。

脚の具合はいいのですがとにかく体が重い。こころなしか、お腹のへんのお肉もプルプル揺れてる気がします。
トレイルに入ってからも、ブランクがあったせいか足元がおぼつきません。登りにでは心拍数もペースの割りに190オーバー。もうレッドゾーンです。
ゼーゼーしてきて、なんでこんな辛い事やってるんだろオレ?的な後悔の念すら覚えます。
下りはダメージを蓄積しないようガシガシ抜かれるのも覚悟で慎重に一歩一歩進みます。 
  … が、 コケましたー。
   思いっきり、ずさーと。
関門もまじかに迫る長~い下り階段の最中、そろそろ関門だけど今何分ぐらいかな?と思い始めました。制限時刻にはぜんぜん余裕なはずだけど、試走もしているだけに妙にそのタイムの差が気になります。
Garminの表示が心拍数のモードだったので距離とタイムを表示させようとしてうっかりStopボタンを押してしまいました。ベゼルに触れるだけでいいのに久々だったのでついボタンのほうを押してしまいました。画面に[..stopped .. ]なメッセージが表示されて、あっと思ってる時に階段のでっぱりに足をひっかけ、そのまま正面から転倒。
「うわーコケるわー、これ。どーしよ~」と頭の中ではスローモーションだけど、体はどうすることもできず受身も取れないままダイレクトに転倒。
左膝がおもいっきり丸太階段の縦のほうにヒットし、右肘を擦りむきつつそのまま勢いで階段8段分ぐらいすべり落ちました。
幸い顔をぶつけたりはなかったけど、膝を中心に左足が痺れて麻痺してる感じ。ジンジンしてます。
後ろから来た人に「大丈夫ですかー?」と言われても、痺れていて自分でも大丈夫なのかわかりません。とりあえず「大丈夫です、たぶん。先に行ってください。」と
弱々しく答えるも、とても立てそうにありません。しばらくその場で体育座りをして痛みが引くのを待ちました。
次々に階段を駆け下りていくランナーをぼーと眺めながら、「みんな元気だなー。ついに初のリタイアか。まぁムリは禁物だし、来年また来ればいいか。」と完全リタイアモードで10分近くその場でじっとしてました。試走しているだけに、ここから先の長丁場をこの脚の状態で走ることを考えるとぞっとします。
しばらく痺れも引いてきて、もうすぐ関門のはずだしそこからならショートカットして下山できるかなぁとよろよろと端っこを歩いて進みます。
左膝を触った感じ明らかに腫れています。でもニューハレとCW-Xの保護がなければもっとダメージは大きかったでしょう。
歩いて進むうちに意外と膝の感覚も正常な状態に戻ってきて関門に到着するころには、痛いは痛いけどまだ動くかもと希望が沸いてきます。
関門で休憩しつつリタイアかこのまま進むから悩みましたが、応援団の熱烈な声援にも押されゴールを再度目指すことにしました。
大分休んだこともあり体力も回復してきて膝も何とか動きそうです。試走に来たときのほうが今日よりもっと痛かった(痛みの種類は違うけど)と自分に言い聞かせ、ゆっかりと走り始めました。
コケたことによって逆になんだか吹っ切れた感じがして、ここからはゴールタイムも順位も気にせず極力後ろの人に道を譲るようにして、リラックスして走れた気がします。
ただココからの登り坂が半端なかった。試走をしたにも関わらずこんなにきつかったっけという登りが連続して、腰まわりにビシビシ来ます。
ガシガシ登っていく人を見るとすごいなぁとつくづく関心しつつ、渋滞するとちょっと休めるーとホッとする自分がいます。激しいアップダウンの連続はジワジワと運動不足の体から体力を奪い始め、このへんから歩いてしまうところが徐々に増えていきます。
青梅高水山3汗だくになりつつもなんとか折り返しの常福院龍学寺に到着。お守りをもらってお参りをします。
山をただ走るだけでなく、なんかこういうアトラクションがあると楽しいですね。青梅高水山トレイルランの一番の目玉じゃないでしょうか。
お守りは赤と緑と選べたけど気分的にグリーンを選択。このお守りがあればこの先きっとケガせずにゴールできることでしょう。
お寺エイドで十分休息を取りつつ後半戦。
さらに激しくアップダウンが続きます。ず~と登り続けた後に急にロードに出てペタペタ走ると筋肉がおかしくなるのか、ふくらはぎがピリピリしてきます。
同様の人もいるようで、ちょこちょこ脚を伸ばしたりマッサージをしている人を見かけます。

だましだまし走りますが、ロードの登りが思いのほかきつくて歩いて進むのが精一杯。全体の2/3を進むころにはほとんど体力も底を突いてきた状態です。
体重の増加分を荷物を減らしてカバーしようとしたのがここに来て仇となります。ハイドレーションに500mlしか入れなかったアクエリアスはすぐに空になり、パワージェルとカロリーメイトは食べつくしました(ちなみにコンビニで手軽に手に入るのでアクエリアス&カロリーメイト派)。それでもお腹が減って完全にエネルギー切れな感じ。
そういえば、ロードでUターンするところのエイドで黒い野生のイノシシ?らしき生物を見ました。あのころエイドにいた人は結構目撃したはずだけどさすが青梅ですね。でも疲れきってて写真取り損ねました。
青梅高水山4終盤の登り坂、スタッフのおっちゃんの数百m先からでも聞こえるぐらいの大声援には勇気が沸きますが、「これからがお楽しみだぞ~!!」には笑って力が抜けました。
最後の3kmぐらいはほとんど惰性です。走ってるのか歩いているのかぐらいのペースです。めまいもしてきて休み休み。でも最後の1kmは根性で走り続けました。
久々に根性という言葉を使いましたが、この1kmはまさに根性で走りました。たぶんすごい青い顔してたと思います。
瀕死の状態でなんとかゴール!しばらくうずくまって立てませんでした。
タイムはどーでもよかったのですが、リザルト(30km上級)を見ると3h40m。目標には及ばずも今回はゴールできただけですばらしい。
よく考えたら30kmの距離の本格トレイルレースって初めてだし。(奄美の50kmがあるけどあれは山というよりほぼ林道。)
ガーミン使っていた人(自分のは結局計測が途中で止まってました)は口をそろえて距離が足りないと言ってますが実際どうなんでしょうね?
まあ高低差があるので、GPSだけだとそのへんの計測がが正しくできなかったのだろうということにはなっていますが。
受付に戻るところのエイドでもらったオレンジが最高においしかった!救われた感じがしました。
なんとか過酷なレースを耐え抜いた膝もすぐに冷水と氷でアイシングしてやりました。

過去経験したことのないハードなレースでしたが、終わってみれば天気も良かったし、青梅の景色もよかったし、お守りももらえたりで楽しいレースでした。
コース案内も細かく出ていたので道に迷うようなところもなく、スタッフの方も多かったのでははないでしょうか。
鎌倉アルプスのようなアウトローな大会に比べるとぜんぜん運営面はしっかりしてたなーって感じでした。
でも不満があるとすれば受付場所にブースがいっぱい出展しているわりに食べ物のブースが全然ないこと。
すいとんが有料販売されてましたが長い行列だし、近くにコンビにとかもない隔離された場所のわりには他に食品を扱うブースもなく、とにかくお腹がすいていたので、しょうがなくパワーバーを買ってかじって紛らわしました。
残念ながら関門で打ち切りになった人もかなりいたみたいですね。そういえば後半歩いてゴールに向かう人をかなり目撃しました。関門90分はこの参加人数を考えるとかなり厳しいものですが、往復のルート設定を考えると限界かなぁという気もします。参加者が増えるとということはレベルの幅が上下に広がるわけで、ここらへんはよく考えていかないとならないポイントですね。
あと参加賞のヒップバック。これはどーなんでしょう?
聞いてみると10人中10人が不満です(ちょっとサバ読んでますが)。みたけ山山岳のものもそうですがデザイン的にけっこう残念な感じです。まだ無地にしてくれればいいのに… (機能追及型の人なら気にしないのかもしれませんが)
Tシャツなら部屋着として使えますが、外に持ち出すバックとしてはちょっとあのロゴはいただけないですね(ヤフオクでも売れなさそうだし→KFCさん、すみません。ヾ(_ _*)) オリジナルTシャツみたいな方が個人的にはかっこいいと思うんですけど。
まだ三浦の大根みたいに青梅の特産品にするなり、なくていいからその分参加費用を安くしてもらいたいものです。(あとあといろんな人のブログやmixi日記を見ると、これが欲しくて参加されている人もいるみたいで人それぞれですね。あと早く来ていればホルダーとどちらにするか選択できたみたい。)
いろいろとスポンサー的なものとかしがらみがあるのかも知れませんが、他の大会みたいにアンケートをとるなりして来年はぜひこのへん改善してもらいたいです。
帰りに寄った『梅の湯』は混雑気味で1時間待ちと言われました。実際は2~3分待ってすぐ入れましたが。
その後移動して、みんなで飲んだビールが最高でした。
自宅から遠いので早朝からかけて丸一日青梅三昧でしたが、充実した一日でした。お疲れ様でした。
明日からはがんばって体重落とします(焦!)


ブログで探すとそんなに出てこないんですが、mixiの日記で青梅高水山を検索すると、読み切れないぐらいのレポートというか日記がありますね。参加者もかなりの数だし、それだけ注目度の高いレースだったということでしょうか。
東京都内という比較的都心よりな場所だし、ハセツネ系ほどハードなイメージもないので(自分みたいな)初心者でも参加しやすく、それでいて実際はアップダウンの連続や景観の良さ、お参りアトラクションなど上級者でも満足できる面白いコースだと思います。
ブーム的なものもあるかもしれませんが、来年も更なる参加者増加は見込まれるので、それに合った運営スタイルを提供していただけるとことを願います、いい大会と思うだけに。
来年もまた参加したいと思えるレースでした。

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  1. 2009 年 4 月 7 日 22:01 | #1

    NEGOっち、高水山お疲れさまでした!
    リタイヤなく走りきってよかったね~♪やっぱりトレイルは消耗はげしいよね(-_-;)
    転んだなんてショックだねー^^でも完走できてよかった!;
    またどこかで一緒に走れるといいね!

  2. 2009 年 4 月 8 日 07:13 | #2

    かおちん>
    声援 パワー貰えたよ-!! ありがとう
    次はちゃんと走れるように体調管理しましょう!、お互いに。

  3. ゆっち
    2009 年 4 月 9 日 17:42 | #3

    NEGOっち、こんにちは!
    けっこう大変なことになっていたんですね。負けずにゴール、素晴らしいです。
    もう怪我はだいじょうぶでしょうか。
    私は15Kでしたが、30Kの仲間の応援でスタート地点にいたとき、
    アップリケじゃなく(笑)ワッペンをつけたルーファスが駆け抜けていったのです。声をかける間もなく^^
    そして梅の湯へもセブン仲間と行きまして。男性陣から『イチローが居たよ~』と報告を受けておりました。しかしお会いできませんでしたね^^;
    私も来年は30Kにしてお守り貰おーっと!

  4. 2009 年 4 月 9 日 23:04 | #4

    >ゆっちさん
    今回はこっちが豪快にコケました(笑)。
    >男性陣から『イチローが居たよ~』と報告を受けておりました。
    けっこうレース中にも、あれこの人知ってる、けどどこで会ったっけ??な方とすれ違ったりしたんでセブンな皆さんも大勢いたはずですね。
    あんまり参加賞とか興味ない人ですが、お守りはけっこう記念になりました。

  5. 2009 年 4 月 10 日 00:29 | #5

    >山男な重装備で走っていた人
    多分、吉本亮さん。雑誌クリールで「トレイル通信」を執筆している有名人。ハンドル名バナナさん。
    http://diary.muon.or.jp/~banana/diary/?date=20090405
    違う?
    運営や参加賞に関しては、主催者に伝えておきます。
    今度お会いしたときに事情もお話しますね。
    ってか、打ち上げのときに話せばよかったネッ(笑)

  6. 2009 年 4 月 10 日 08:41 | #6

    >ikeさん
    山男な重装備な方、ドンぴしゃです。疑問が解決しました!
    ある意味あんな屈強な人になりたいです。

  7. 2009 年 5 月 6 日 21:15 | #7

    KFCトライアスロンクラブのサイトで、第11回Lafuma青梅高水山トレイルランのイベントレポートが掲載されました。