ホーム > レース > 第12回北丹沢12時間山岳耐久レース [その4] レース本番編

第12回北丹沢12時間山岳耐久レース [その4] レース本番編

2010 年 7 月 5 日 このポストをTwitterでつぶやく このポストをYahoo!ブックマークに登録 このポストをクリップ! blogram投票ボタン

F1001033.JPG
北丹沢12時間山岳耐久レースもいよいよレース本番。
数時間前までの土砂降りはウソのように止み、急速に天候は回復に向かっています。
このまま気温が上がれば蒸し暑いレースになることは必須。おまけに路面はウェット。
走る前から今日のレースが試走の時以上に過酷であることが想像できます。

4時半ごろから起き始めた人(レースの2時間前)が準備を始めたので、自分もつられて起きてします。まわりがワサワサしざすともう寝てられないんですよね。自分は第二陣の7時スタートだったので、のんびり歯を磨いたり、ストレッチしたり、テーピングを張ったり。6時を過ぎたので会場へ移動。

F1001027.JPG
当日入りの選手が続々と会場へ。写真撮影も兼ねて軽くウォーミングアップ。

F1001032.JPG
6時30分スタートのメンバーはスタート位置へ。人が多すぎてゆるゆるメンバーがどの辺にいるのかさっぱりわかりません。とりあえず見かけた知り合いには片っ端から声をかけて軽く談笑タイム。

F1001029.JPG
参加者が2,000人もいるため(昨晩の雨でDNSを決めた人も多そうだけど)ウェーブスタート方式。
前回大会の完走者もしくは申告タイムの早い人は白ゼッケンの6:30スタート。
それ以外の人、つまり前回完走できなかった人及び初参加の人の大部分はピンクのゼッケンで7時スタートになります。しかしたった30分の差ではあっという間に後続が追いついてしまい、最初のトレイルは大渋滞になるのは必至。
作戦としては白ゼッケンの中でも後方集団の渋滞をなるべく早い段階でパスし、ロードで一気に順位を詰めるしかない。
エントリー時にフルマラソンのタイムを申告するのだけれどもフルマラソン未参加の自分はちょっとサバを読んで3:00:00ジャストで申請したにも関わらずピンクゼッケン。初参加で白ゼッケンの人に何時間で申告したか聞いたらなんと2時間40分台!? どんだけ早いんだよ!

今回の目標は試走の感じから6時間以内にゴールすること。体調的には前日ぐびぐびビール飲んでたわりには絶好調。だけどスタート位置やコースコンディションを考えるとちょっと厳しいかな。

F1001034.JPG
6時30分スタートの選手を見送り、いよいよスタート位置へ。前方から2~3列目をキープ。
なぜかゲストランナーとして丸山和也弁護士が入ってきたよ。
遅刻してきた前半組の選手もパラパラと現れてはあわててスタートしていきます。

7時スタート。(※残念ながらレース中の写真はありません。)
大勢の声援に送られながら最初のロードの登りを駆け上ります。
ペースは抑えめのつもりだけど、なぜか順位は前から3番目ぐらい。そうね、早い人は先に白ゼッケンでスタートしちゃったからな。

やや早いペースで先行。ロードの途中から白ゼッケンの選手に追いついてしまい、トレイルに入るころにはすでに前の方で渋滞になりかけているのが見える。やばいなーと思って先を急ぐと道幅が狭くなったところで完全に一列に並んでの牛歩状態。かろうじて道幅に余裕があるところで、数人ずつパスしていくけれども、渋滞は遥か上の方まで続いているのが見えます。
道幅がかなり狭いうえ、ウェットなので無理に追い越すと落石の危険もあるので仕方なく渋滞に並びます。
同じぐらいのペースのピンクゼッケンの選手と「こりゃ駄目だわ、タイムは諦める」という会話。中には強引に先に進む人もいたけど、あれだけの人数をこの狭い登りでパスしていくのは至難の業。
試走の時よりもずっと遅いペースだけど、ここは無駄に体力を消耗させずに下りに出るまではじっと我慢。

下りになると人と人との間隔は広がったけど、ぐしゃぐしゃにぬかるんだ路面に足を取られ全体的にペース遅め。得意な下りなので数人は抜くもののちっとも埒があかず。

ロードに出てからは、自分の頑張りどころはここしかないとばかりに飛ばします。
それにしてもすごい参加選手の数。抜いても抜いても前に人がいます。

10km過ぎて給水所。ペットボトルの麦茶に塩を入れすぎ(しかも味塩)たのがまずかったので、ここで飲み干し代わりに水を詰めてもらいます。応援のおっちゃんが塩を配っていたので一振りもらうとこれも味塩。まずい。

ロードはけっこうバラけていたのに登りに入ると途端に渋滞。5km地点までのトレイルに比べればずいぶん間引かれた感じだけど、それでもカラフルな1列のラインがジグザグに上の方へと伸びています。

山頂に近付くにつれ、渋滞もバラけはしてきたけど、登りはやっぱり苦手。ここで踏ん張りが利けばもっと早く走れるのになぁ~とは思うものの、なかなかペースが上がらず。
早い選手には先に行ってもらいます。登りはひたすら我慢の旅。なるべく水分を取りつつ、遅くても足を止めないようにがんばります。
15kmを過ぎてようやく長い下り。ここは飛ばします。と言っても常に前にランナーがいるので完全マイペースってわけにもいかずちょっとフラストレーションが溜まります。

沢が見えてくるとそこはもう第1関門の神ノ川ヒュッテ。
給水所でペットボトルの水を補充。バナナときゅうりも補給。

長居はせずにすぐさまスタート。坂をトボトボ登っていると、派手なミニーちゃん達の姿!(写真がなくて残念)
おお、ゆるゆるミニー隊ではないですか!うれしい応援。不思議とやる気が出ます。コーラを一杯もらって再スタート。

日陰沢源頭までも地味にきついのぼりです。ここもやっぱり渋滞ぎみ。
さっきバナナを食べたばかりですがおなかが空いたので、パワーバーをかじりながら進みます。

道が平坦になってからはがんばりました。7~8kmあるこのコース最大のロード部分も4分台/kmのペースで突き進みます。自分が頑張れるのはこの区間と最後の下りしかないと思っていたので、ここは一気にたたみかけます。前半必要以上に体力温存したせいか足の状態はすこぶるいい感じ。ロングのCW-Xをぶった切ってハーフタイツとして着用してみたのも正解でした。日差しは強くなってきたものの足元は涼しく走ることができました。
この区間ではかなりの人数を追い抜いた気がします。

第2関門まではあっという間。再びペットボトルにお水チャージ。
おっとここでもミニー隊の応援。ありがとう!頑張るよ。
しかしここまでですでに4時間が経過。やはり6時間を切るの厳しいか。

気合いを入れ直して行くものの、ここからの登りは本当にきつい。
さすがにここまでくると渋滞もなく完全にバラけているものの、猛烈な湿気が全身からみるみる水分と体力を奪っていくような感覚に襲われます。
途中何度か立ちくらみのような状態に襲われ、切り株に腰かけ、しばしの休憩。MUSASHIのNIとパワージェルを体内に流し込み、ホッペタひっぱたいて再スタート。

気が遠くなるような長い登りを越え袖平山の頂上には麦酒倶楽部さんの私設エイドが。ありがたい。
そしてその先の姫次ではトング隊の面々がドリンクだけでなく、チョコレートなどちょっとした食糧まで用意して待っていてくれるではないですか!極限状態で見覚えのある面々に出会えると本当に元気が出ます。

このあたりからは照準を6時間30分切りに変更し、ひたすら長い下り坂を突っ走ります。
残り5kmのころになると、自然とランナーが増えてきて前が詰まるようになってきました。おそらく同じように6時間半もしくは7時間切りができるかどうかの瀬戸際にいるランナーが多いみたいでなかなか抜かせてもらえません。
トップの順位からは大きく後退しておりますが、トップ集団ばりの激しいデッドヒートを展開。

右足の親指が圧迫されてかなり痛いけど構わず走ります。
そのままの勢いを保ったまま一気にゴール。

タイムは残念ながら目標の時間を切ることができずに6時間30分台後半。
う~ん、悔しい。惨敗です。

登り以外ではほとんど抜かれなかったし、ピンクゼッケンで自分より前にゴールしたのは10人しかいないことを考えると後発スタートはかなり不利な状況だったとも言えます。とは言え苦手な登りでもへたらない体力があれば確実にタイムは短縮できたはずなのでまだまだ力不足だったということでしょう。
ロードではかなり踏ん張ることができたので、あとは登りを淡々と登り続けられる足腰を鍛えることが今後の課題ですね。

いつもなら途中で足がつってどうしようもなくなったりするけれども、今回は最後まで足が持ったのは自分でも驚き。
走りこみのおかげか、サプリのおかげなのか、結果的に前半の体力温存が効いているのか、それらの相乗効果か..
レース翌日もお尻が軽く筋肉通になった以外は足は特にダメージなし。
ただ右足親指の爪が剥がれかけていて、病院で診てもらうとすでに爪が死んでいるとのことでした。新しい爪が再生するころに自然に剥がれるのでそっとしておくのがいいらしい。
この爪の部分だけは激しく痛むのでしばらくジョグはお休み。9月のレースの備え静養いたします。

久しぶりにお腹いっぱいのレースでした。結果に不満は残るものの全体のレースの組み立てはうまくできたのでまた次回のレースに生かしたいと思います。でも来年の北タンは出ないかなぁ~。少なくとも今は考えられないです。

参加された皆さん、応援してくれたり、山頂でエイドを開いてくれた皆様おつかれさまでした。
特に楽しいイベントを企画してくれたゆるゆるのメンバーには感謝いたします。
苦しいレースではありましたが、とても充実した2日間でした。
F1001030.JPG

Clip to Evernote このポストをTwitterでつぶやく Check
カテゴリー: レース タグ: , , , , ,
  1. mint
    2010 年 7 月 12 日 22:06 | #1

    見事なレース展開です。
    そうか~最初から前スタート組をまくる作戦だったんですね~。
    ぜんぜん考えもしませんでした。
    鐘撞山の登りは終始止まっては動きの連続で辟易しましたよ。
    しかし、申告3時間でピンクとは~
    今年完走できて良かった~。来年はわかんないけど(笑

  2. 2010 年 7 月 13 日 09:09 | #2

    大渋滞の話を聞く度に、レースとしてキャパをオーバーしてるんじゃないかって気がしてなりません。
    山道だから狭いとこあるのは仕方ないですけど。

  3. ysdhrs
    2010 年 7 月 14 日 00:51 | #3

    お疲れさまでした。
    6:30スタート組でしたが、追いつかれずに逃げ切れました(笑)

    私もこの大会については、毎年来年のことはすぐに考えられません。
    でも、結果的に毎年エントリーしているんですよね~。

    来年は6:30スタートですし、もう1回ぐらい如何(笑)

  4. 2010 年 7 月 14 日 05:24 | #4

    この大会、誰も楽しかったーって言わないけど、毎年あれだけの参加者。

    やっぱりどうしても惹かれてしまう何かがあるのでしょうね。

  5. nekoling
    2010 年 7 月 17 日 13:12 | #5

    今さらですが、お疲れ様でしたー!
    私も登りが課題なので、
    夏は高山を中心に楽しみたいなーと思っています。
    機会があればぜひご一緒に♪

  6. 2010 年 7 月 17 日 21:43 | #6

    nekolingさん>
    お疲れ様でした(^-^)
    ブログの方では、なかなかよく自己分析されてましたね。

    ガーミンのデータとか見返せばタイムとか心拍とかわかるんだけど、めんどくさくて最近はまったく見てないや。本番中も結局時計ぐらいしか見てないし(笑)。

    またまた!